秘密は楽し

紅葉のきれいな季節になりましたね。
といっても、混雑する京都のお寺には、近くてもなかなか足が向かず…(^_^;)
通勤途中の山々を見て楽しんでます。
この時期、下の娘の通う小学校では、5年生に「命の授業」と題して、
自分の生まれた時のことや、成長を振り返り、命の不思議さや大切さを学習する時間があります。
前もって、個人懇談(先生&保護者)の時に、
「お子さんにお手紙をお願いします」
と茶封筒を渡されるんですね。
中身は子どもには見せないよう封をして、当日までに、先生に手紙を預け・・・
当日、授業のさいごに、それぞれが、お家の人からの手紙を渡される!
という仕掛けです。
ものごとに超がつくほど動じない上の子ですら、5年生当時、
「ちょっと泣いた」
と言っていたくらいなので、他の子もみんな感動するのでしょうね。
いつまでもちっちゃい気がする下の子も、もうそんな時期になったのか…と、
私もお手紙を書きながらちょっと泣きそうに。
下書きを書きながら、横にいるパパに
「これ…30枚くらいになりそうだけど、いいかな?」
と聞く始末です(笑)。
昨日は宿泊学習の説明会だったので、書き上げたお手紙を、担任の先生に預けてきました。
その担任の先生、実は、今週がお誕生日だそうなんですね。
子どもたち、サプライズでお誕生祝いをしようと計画していたそうで、
娘から、
「今日は特別教室を使えるかどうか、校長先生に相談してOKもらってきた」
「飾り付けの紙のくさりや花は、校長室に隠させてもらってる」
(いい校長先生だな~(*^_^*))
「私は、黒板アートを描く係」
…等と話を聞いていました。
「○○くんが、特別教室にセーターを忘れた」という作り話をして、先生が一緒に取りにいくと、
クラスのみんなが待っていて、「おめでとうございます!」ってお祝いするんだって。
そんなん、私が先生だったら絶対泣くわ!
そんな計画が裏で進んでいるとも知らずに、
「おうちの人からのお手紙」
を、
「ハイ、確かにお預かりしますね!」
と笑顔で受け取ってさっと隠す先生を見ていると、笑いが止まりませんでした。
子どもたちも、先生にサプライズができて喜んでいたら、来月には自分たちがサプライズで泣かされるという・・・
両方知っているのはお母さんだけ、という楽しい時間を過ごしてます。