
先月(9月)の図書ボランティアは、担当の学年が校外学習と重なったため、急きょお休み。
なので2学期最初の読み聞かせとなりました。
今月の担当は4年生です。
運動会からだいぶ時間も経ってしまったし、お月見も終わったし…
で、秋らしいお話をと思い、きつねの出てくる絵本を2冊。
別に、
きつね=秋の動物ってわけじゃないんだけど、なぜか秋のイメージありますよね。
秋が狩猟解禁だから?!
肌寒くなって、ファーの襟巻きをする季節だから?
…とちょっとかわいそうな理由ばかり思い浮かびますが…(^^;)
選んだのはこの2冊です。


『
きつねのおふろ
』
なんとも脱力してしまう、主人公のきつねのとぼけた顔がいいですよね。
冬眠を前にして、腹ペコのきつねが、なんとかウサギや鳥をだまして捕まえようとお風呂屋さんを開くのですが、どうも思惑とは違ってしまい…。
朝晩ひんやりしてくるこの時期、あったかいお風呂の出てくるお話がぴったりでした。
実はこの日も、4年生は近くの川へ自然観察に出かける予定だそうで、朝から体操服に着替えて忙しそうだったので、
「大丈夫?もう1冊読めるかな?」
と聞いてみたら、
「2時間目だから平気~!」
と元気な返事が返ってきたので、急いで2冊目。(先生はどう思ってたか分かりませんが…(^^;))


『
ちょっとまって、きつねさん!
』
こちらはスイスのお話で、きつねの顔がずいぶんとリアル。
でも、面白いことに
設定はまったく同じで、またまた腹ペコのきつねが野原でウサギを食べようと狙います。
ところがウサギの子は知恵を働かせて…。
残り時間が少ないので、早目に読もうと思いましたが、
へんなところで早口にするとまったく世界に入れなくなってしまうので、注意が必要です。
そして、
(
早口にするところはここだ!)
とがんばったのは…
「ちょっと、まって!
おやすみなさいをいうときは、
おやすみなさいの おはなしも しなきゃいけないんだよ」」
と言われたきつねが、早くウサギの子を食べたいばっかりに、やっつけでお話を作って話すところ。
早口で棒読みでだーっと読んだら、子どもたちもウケてくれてました。
私は、かまないようにするのが大変だったけど(^^;)
この絵本は、
「ちょっと、まって!」
のところで片手を上げて読むと、いいアクセントになって、子どもたちも分かりやすいみたいでした。
そろそろ冬のお楽しみ会の準備も本格的になってきて、小学校の図書ボランティアは一番忙しい時期に入るかも?
私も今年は
最後のMC、頑張ります(*^_^*)
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