旅行が決まると、本屋さんや図書館では海外旅行記やガイドブックのコーナーへつい足が向いてしまいます♪
ただ、ハワイのお店や現地情報って、ほんとによく変わりますね。
なので、ガイドブックは新刊でないと、
行ってみたら別のお店になっていた…なんてことは日常茶飯事(^_^;)
最新版のガイドブックは、図書館では数ヶ月待ちだったりするので、
出発が迫っているなら1冊は最新のものを買った方がいいかもしれませんね。
ちなみに、私は、ずいぶん日があったので(笑)、3ヶ月ほど気長に待ちました。
その中でも、「まっぷる」は、
スマホで1冊まるまる同じ内容の電子書籍がダウンロードできるアプリ付き。

まっぷる ホノルル '16 
(↑私の借りたのは2015年版ですが、最新版の方を貼っておきます)
電波が届いていなくても、いつでもスマホからページをめくることができて、荷物も減りますよね。
(バッテリーさえあれば…ですが)
これから、こういったスマホ連携のガイドブックが増えていくんじゃないかと思います。
さて、ハワイ本といえば、
山下マヌーさんというくらい、たくさんの本が出版されていますよね。
数十冊にも及ぶハワイに関する著書のうち、私も、図書館で10冊くらいは借りたかな?!
その中から、2015年時点での最新版です。

山下マヌーのランキン!ハワイ
数年前に出版された山下さんの本で、さらっと紹介されているお店(カフェ・カイラやダイヤモンドヘッド・マーケット&グリルなど)が今年の巷のガイドブックで「大人気!」と紹介されていたりするので、やっぱりすごいな~と思います。
でも、私がひそかに納得したのが、
「ハワイは基本的に小さな島なので、目新しいお店ができればとりあえず皆行列してみるけれど、だからといって、“ロコの集まる人気店!”と大騒ぎするのはヘン」というお話。
たしかに、今ワイキキでいつも行列のできている「
丸亀製麺」だって、
今でこそウチの近所にはいくらでもあるけれど(たぶんマクドナルドより多い)、10年前に初めて隣町にできた時は、みんな車を飛ばして食べに行ってたな…(^_^;)
なので、どれか1冊買うとしたら、
昔からハワイといえばみんな思い浮かぶような遊び方やお店を取り上げた「定番ハワイの遊び方」が、
逆に情報が古くならなくて良いのではないでしょうか。

山下マヌーの定番ハワイの遊び方
それにしても…こういう方って、「観光客の少ない絶景スポット」等と本で紹介したら、
その本の影響で穴場でなくなったり…っていうジレンマが常にあるのでしょうね(^_^;)
さて、有名人や、小説家・マンガ家さんのハワイ旅行記も色々。
どこからどう見ても美しい、道端ジェシカちゃんの「Jessica's Private HAWAII」。
売れっ子モデルだからといって、高級ブランドばっかりではなく、自然の中でランやヨガを楽しんだり、
ハワイの歴史や文化をリスペクトされているのが良いですよね。
女子(?)的には、スーツケースの中身やアプリ、ビューティーグッズの紹介がさすがに充実&お役立ちでした。

Jessica's Private Hawaii
この本のなかでジェシカさんが紹介していた「
ホ・オポノポノ」、初めて知ったのですが…。
ハワイのカフナ(=賢者というのでしょうか)の間だけに伝えられていた、人生の問題を解決する方法を、
誰でもできるようにアレンジしたものだそう。
私も興味を持って、何冊か本も出てるので、読んでみました。

たった4つの言葉で幸せになれる!心が楽になるホ・オポノポノの教え
これね、私にも、とても役立っている…と思います。
今考えても仕方ないことで不安になったり、理屈では分かっていてもイライラが抑えられないときなど、
このおかげで前よりずいぶん落ち着けるようになりましたよ。
(詳しくは
公式サイトで)
↓これ、10年以上前に買って本棚にあったのを、小学生の娘が見つけて時々読んでます。
母だけで、子ども3人連れの海外。すごい。私にはとてもできないでしょう(^_^;)

高野優の子連れ地球上陸大作戦 ハワイ編
…と思ったら、こちらの3姉妹も行かれてました。

うちの3姉妹 特別編;ハワイでおっぺけぺ

3姉妹シリーズは今まで読んだことがなかったのですが、なんていうか、
女子!なんですね。
うちも娘二人ですが、日頃こういうノリ(明日ハワイから帰るのが寂しくて、車の中で泣いちゃうとか…)がないので、新鮮でした。
(いいのか?うちの2姉妹…(^_^;))
山口智子さんの「反省文-ハワイ」は、ずっと前に読んだのですが、
「撮影時、神聖な入り江に、神に祈りを捧げずに軽い気持ちで上がり込んだら、静かな海に突然大波が来てボートが転覆、カメラが水没して、映像もすべて消えてしまった」
というエピソードが印象深くて、10年以上経った今でも覚えています。

反省文-ハワイ
長女の妊娠中、切迫流産で仕事を予定より早く退職し、自宅安静にしていたとき、とにかく退屈で退屈で。
そんな時、またハワイに行きたいなぁ…と、インターネットでワイキキのライブカメラ映像とか、他の人の旅行記とかばかり見てました。
そんな私、橋口いくよさんのこの本を初めて読んだ時は、「同志だ!同志がいる!」と興奮したものです(笑)。
アロハ萌え (講談社文庫)
喜んだのは私だけではなかったようで、大人気につき続編も出版されてます。

猛烈に! アロハ萌え 
さらに第三弾まで。

おひとりさまで! アロハ萌え MAHALO HAWAII 
最初こそ、行きたくてもなかなか行けず、日本で、ハワイのコンドやホテル特有のいい香りを再現しようと、
乾燥機まで買ってしまうという偏愛ぶりが面白くてたまらない橋口さんでしたが、
今ではお仕事もプライベートもずいぶんと行き慣れているはず。
なのに、いつまでも通ぶらず、ハワイがとにかく好きでたまらなかった頃のテンションを持ち続けているのがすごくいいんです。
こちらもめちゃくちゃ面白かった1冊です。

カラカウア王のニッポン仰天旅行記
ハワイは今はアメリカの州のひとつですが、もとはハワイ王国という独立した国だったのはご存知でしょうか?
軍事面でも経済面でも注目されたハワイには、次々と外国企業や宣教師がやってきて、
ハワイ語やフラなど、ハワイの伝統文化が禁じられた時代が長く続きました。
その伝統文化=ハワイ人の誇りを復活させようと活躍した有名な王様が「
カラカウア王」。
ワイキキの一番にぎやかな通りの名前ですよね。
別名「メリー・モナーク(陽気な王様)」とも呼ばれ、このニックネームは、ハワイ島で開かれる世界最大のフラフェスティバルの名前にもなっています。
その王様、実は、明治になったばかりの
日本にも来られているんですよ。
ハワイ王国が白人勢力に完全に乗っ取られる前に、諸国と連携して力をつけようと、
ハワイの王女と、日本皇室の縁組を持ちかけてこられたそうです。
その縁談は成立しなかった(王女様だってビックリですよね!)のですが、
もし実現していたらどうなっていたんだろう?
真珠湾攻撃もなかったのかも…と、色々考えてしまいました。
この本は、そのときの侍従さん(アメリカ人)が書いた記録です。
けっこう王様やハワイ人を馬鹿にした記述もポロポロ…
立場が変われば、見え方もこれだけ変わるんだなあと本当によく分かります。
翻訳は、博学で名を馳せる荒俣宏先生。
↓文庫も出てるので、是非読んでみてください♪


さいごに、これだけは是非!と私のお気に入りを。

ディープでふしぎなハワイのおはなし
ハワイ州には、「
Aloha Spirit Law」という州法があるんですって。
ハワイに住む人は、アロハの心を持って生きる義務がある…というような意味だそうです。
たしかに、旅行中、わぁ、この人なんて優しいんだろう…と思うことがたくさんありました。
もちろんどの国の人も親切な心は持っているんですけど、
日本以外で、こんなに頻繁にそう感じるのはハワイくらいな気がします。
それがまさに“アロハスピリッツ”なんでしょうね。
著者はハワイ王朝の血を引く女性、タマラ・ピイラニ・エルドリッジさん。
彼女ならではの、ハワイの歴史や家族の間で語り伝えられてきたハワイの物語は、
最新のレストランやショップ・ホテル情報もいいけれど、
せっかく子どもと初めてハワイに行くのだから、その土地のスピリットを知ってほしいな…と思っていた私の願いにぴったりで、
購入して今も手元に置いています。
やさしい言葉で書かれているので、小学生でも楽しく読めますよ♪
ハワイも本も大好きなので、気付けばびっくりするほど長くなってしまいました(汗)
まだまだ準備編は続く…いつ出発するんだろう(^_^;)
--- つづく ---
(
準備編10へ→)
(
2016ハワイ旅行記 全部読む)
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