今年もあと少し。
ここ数年、バブルスの参加する小学校の図書ボランティアサークルでは、12月になるとクリスマスをモチーフにした絵本と歌の会を開催しています。
これまでに選んだお話を紹介すると…。
クリスマスの日、ぐりとぐらが家に帰ってくると、部屋には誰かの大きな長靴やコートがかけられていて、なんだかいい匂いも漂ってきます。
やってきたおきゃくさまとは…?
ピアノとハンドベルの伴奏で、ホリデーの雰囲気溢れる素敵な仕上がりになりました。
仕掛け絵本になっていて、それぞれのページで、お家の窓部分がくりぬかれています。
ページをめくると、さっき窓の中に見えていたものが、今度は違うものに見えたり…。
上に掲載したのは通常サイズの絵本ですが、お楽しみ会では、100人以上の子供たちが集まるので、後ろまで見えるよう、図書館で大型の絵本を借りて使用しました。
争いによって枯れ木になってしまったツリーを、一人の少女の涙と、大勢の人々の心(ハート)が救います。
歌は、英語曲「Do They Know It's Christmas?」に挑戦しました。
【その時の記事はこちら】この年から、お隣の幼稚園にも出張して上演。
見ていた幼稚園の先生が、
「私、クリスマスって、
ケーキ食べてワイワイ騒ぐ日だと思っていたのが、認識が変わりました!」
と、感動してくれたのを覚えています(*^_^*)
【その時の記事はこちら】担当の方がみごとな影絵を作ってくれたので、きれいに見えるよう、部屋を真っ暗にして絵本読みという初の試みでしたが、幻想的な雰囲気の中、大人も子供も絵本の世界へ旅した時間でした。
今年も、11月に入ると、色々と絵本を持ち寄って話し合い(*^_^*)
クリスマスの絵本って、探すと、こりゃまたたくさんありますね~!
タイトルを調べて、図書館でたくさん借りてみたんだけど、これだけあっても、
お話会に使えそうなものは意外と限られているんですね。
毎回、100人以上の子どもたちが集まってくれるし、低学年を中心に全学年が参加します。
朝の本読みなら、10分程度のお話をじっくり聞いてもらうことも可能。
でも、こういうイベントでは、オープニングから歌って賑やかな雰囲気だし、もう少し文字のボリュームが少なめの本をふくらませて楽しむのが丁度いい気がします。
打ち合わせの日。
バブルスは、今年お世話係をさせてもらっているので、何冊か選んでおいた候補を持っていったものの、過去何年間かが素敵すぎて…(汗)
迷っていると、メンバーのお一人から提案があったのがこちら。
バブルスは、「ソックモンキー」という名前、このとき初めて知りました。
その名のとおり、ソックス(靴下)でできた、おサルの人形なんですね。
始まりは、アメリカの鉱山の町で、孫にプレゼントを買ってあげるお金のなかったおばあさんが、おじいさんの靴下をリメイクして作ったものだそうです。
それがとても可愛いので、世界各国に広まって、日本にも、今では
「ソックモンキー協会」があり、サイトでは作り方も紹介されていますよ。
そして、このソックモンキーを、被災地である宮城県奥松島市
「小野」の仮設住宅に暮らすお母さんたちも作っています。
「小野」だから「おのくん」という名前もあるんだって。
この絵本を紹介してくれた方が、「おのくん」を何体も持っているのですが、どれも個性があってカワイイ♪
「冬のお楽しみ会」では、絵本をメンバーが交替で読みながら、(小さい本なので)スクリーンをお借りして映し、さらに「私、お人形を作ります!」と手作りの仕掛け人形を作ってくれる人まで…(*^_^*)
最後に、このお話と、少しずつメディアでの報道も減ってきている被災地復興支援との関係を子供たちに説明すると、真剣な表情で聞いてくれていました。
クリスマスムードだけではなく、一味違った、いい時間となりました。
一緒に頑張った皆さま、終始ほんとうに楽しかったですね~!!
お疲れさまでした&ありがとう!
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