ゆるいどころか
あれはもう十ウン年前のこと…(遠い目)。ハワイで挙式をした私たち。
事前に情報誌を読んでみると、「ヘアメイクは頼んだ方がいい」「頼まない方がいい」「メイク代で普段買えない化粧品を買う方がお得」などなど、さまざまな体験談がズラリと載っていて、迷うこと迷うこと(笑)。
結局、「一生残る写真だからプロに任せた方がいい」という言葉を信じて、現地メイクさんを予約しました。(※ヘアメイク料金が日本より格安という情報も手伝い…(^_^;))
結果は、うーん、悪くはなかったですが、日本のトレンドとは違うメイクだったことは確かですね…。
アイラインをぐるりと入れたので、当時は、70年代のグループサウンズの人?!って感じも微妙にしましたが、逆に今見ると、古さを感じないので、まあ正解だったのかも?
終わってみて学んだのは、結婚式、何がよくて悪いかは、「人それぞれ」だということでした。
(当たり前でスミマセン(^_^;)。)
さて、その後、初めての妊娠・出産で、分からないことだらけ。
またまた、友達に話を聞いたり、雑誌で情報収集しました。
しかし、結婚式以上に、それは十人十色な世界だったのでした。
産婦人科のお部屋一つとってみても、母子同室で絆が深まってよかった人、いきなり同室でヘロヘロになりその後の育児に差し支えた人、大部屋で親友ができた人、親戚の面会すら苦痛だったので個室しか考えられないという人etc.。
自分でやってみなくちゃ分からないこと、いっぱいですね。
私なんて、妊娠が分かって、図書館にふらりと出かけ、「出産・育児」本のコーナーでたまたま最初に手に取ったのが、内田春菊さんの「私たちは繁殖している」だったから、かなり偏った知識を刷り込んでしまったのかも…?!(でも、めっちゃ面白いですよ。)
![]() | 私たちは繁殖している 11 (ぶんか社コミックス) (2012/01/07) 内田 春菊 商品詳細を見る |
退院して家に帰る途中に、新生児をクーハンに寝かせたまま蕎麦屋入っちゃったりしますからね~、春菊センセイは(^_^;)。
さて。
女の人生、次にやってくるのは…介護、そして更年期じゃないですか?!
たまたま見かけて買ったこの本ですが、10年後くらいの自分を考えた時、おぉ、こういうことが起こってくるのか!と、見事にストライクゾーンどまんなかでした。
自分の生活がゆるいことは自覚しています。
病気をしたこともあり、家族には申し訳ないですが、ゆるめにペースを組ませてもらっているのですが…。
その上をゆく、「ぬるい生活」とは!!(笑)
![]() | ぬるい生活 (朝日文庫) (2010/02/05) 群 ようこ 商品詳細を見る |
群ようこさんの本はほとんど読んだことなかったのですが、今回読んでみて、人柄が大好きになりました(*^_^*)
最近、年上の素敵な女性と接する機会が増えて、とても心の栄養になっているのですが、きっとこの方にお会いしたら、大好きになってしまうと思うなぁ。
「一日中ぼさぼさ頭で毛穴全開なのに?!(←本文によれば)」と驚かれそうですが(笑)。
“50代”もまた、十人十色ということは知りつつ、性懲りもなく、へえ~、ほお~と感心して読んでいるバブルスなのでした(^_^;)
でも、その前に、まずは「生きて」いないとね。いやほんとに!
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