3月の絵本読み
下の子が入園してから早2年。バブルスは、月に何度か幼稚園でお母さんが絵本を読んでくれる「おはなし広場」というサークル活動に参加させてもらってきました。
かわいい子供たちと、季節ごとのいろんな絵本を読んできましたが、とうとうそれも今回が最後となりました。
その日はここの所ずーっと続いていた寒波がふと止んで、みんながびっくりするほどのポカポカ陽気でした。
図書館に本を見に行くと、特集コーナーには、冬や雪のお話が並んでいましたが、あまりにも暖かいのと、ちょうど、前日に、幼稚園のホールにお雛さまを出してくださったこともあって、ひな祭りの絵本がいいかな~と物色(*^_^*)
何冊かの中から、「もりのひなまつり」を選びました。
![]() | もりのひなまつり (こどものとも傑作集) (2000/02/10) こいで やすこ 商品詳細を見る |
登場する七段飾りの雛人形たちと、ちょうど幼稚園に飾られているお雛さまがとてもよく似ているので、子供たちも、お話を聞いた後、「このお雛さまも、誰も見ていない時は動き出したり冒険するのかな~」なんて、想像したら楽しそうですよね(*^_^*)
さて、読み聞かせのために幼稚園に行くと、廊下に出て私を見つけては、パタパタと駆け寄ってくる子供たち(カワイイ♪)。
口々に同じことを言うわけですよ。
それは、
「うんちっち持ってきてくれた?!」
![]() | うんちっち (2011/11/14) ステファニー ブレイク 商品詳細を見る |
…それ、もう何回も読んだやん(^_^;)
と思うのですが、子供って、何度も何度も同じ本を読みたがる時期があって、実は、それはとても大切な事なのだそうです。
実際的な利益(内容を暗記することによって文字を覚える・一人でも色々な本を読めるようになる、イメージを膨らませる力がつき、将来の歴史などの学力につながる、等々)もあるそうですが。
それはたぶん後からついてくるオマケだと思うんですね。
大人にもある、大好きな音楽を聴いている時の心地よさとか、大好きな友達や恋人といる時の幸福感。
それを、一時でも子供たちにあげられるんだと思うと、大げさだけど、自分の生きている意味みたいなものすら感じます。
今回は最後なので、さすがに飽きたかなと思いつつ持ってきたら、やっぱり
「うんちっち持ってきてくれた?」
「持ってきたよ~」
と言うと、大急ぎで仲間に報告しに走って行きました(笑)。
1冊目を読んでいる間も、気もそぞろでうんちっち待ち(笑)なのが伝わってきます。
そして、待望の「うんちっち」が始まると、もう、各ページに出てくる「うんちっち」の台詞のたびに、吉本新喜劇なみの大爆笑で…。
2年間、ほんとに楽しかった~!
もう最後と思うと淋しいけど、ほとんどの子たちは、隣の小学校に入学するので、今度は小学校の朝の読み聞かせで会おうね!
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